ＪＡ北九について

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ＪＡ北九について

組合長挨拶

　当ＪＡは、北九州大都市圏であり大消費地を身近に抱え、農業の更なる発展及びその有利性を発揮するため、平成21年10月に発足致しました。

　組合員はもとより、地域になくてはならないＪＡとしての運営を心掛けております。

　協同組合の理念を念頭に、皆様に信頼され、頼られるＪＡとして地域社会への貢献に努めてまいります。

　このホームページを、皆様のご意見等を反映し、役に立つ情報受発信の場として活用していただきたく、お願い申しあげます。

『つなぐ、はぐくむ、あなたの未来へ。ＪＡ北九』

『つなぐ』は、人と人とのつながり、人・組織・地域とのつながりを深めて、食と農を結び、将来にわたって地域の社会に貢献していくとともに、新生ＪＡとしての新たな覚悟を表しました。
- 組合員と組合員、組合員や組合員組織とＪＡ北九、ＪＡ北九と地域をつなぐ
- 三位一体の力を発揮するため、3ＪＡの地区や資源をつなぐ
- 協同の精神や行動を未来へつなぐ
『はぐくむ』は、人づくり、モノづくり、地域づくり、つまり、農業の担い手や高い能力を持つ職員の育成、地域農業の振興、地域密着活動などにより、組合員のくらしの向上、食料や自然環境への貢献、ＪＡの信頼や経営基盤の拡大をしていく姿勢を示しました。
『あなた』は、絆を深め育んでいく第一義の対象である、組合員、地域住民、役職員を指しています。また、その集合体である、組合員組織、地域社会、ＪＡ組織、さらに、広く農村・自然環境、国家、農業を指します。
『未来』は、農業協同組合には、組合員の財産や広く国民の農業、食料、自然環境、さらには生命（いのち）を守りはぐくむ使命があります。この未来という言葉は、長い時間を見据え継続していく「運動体」としての姿勢を指します。

ＪＡ北九は、

1.は、「組合員」のための営農指導事業や生活・その他各種の事業により、農業協同組合の運動体として使命を全うし、組合員のしあわせのために貢献していくことを謳っています。

2.は、本来的な使命である地域の農業振興と、併せて、食料、自然環境に対する使命を果たすことを謳っています。

3.は、人を大切にし、人と人とのつながり、人・組織・地域とのつながりを深めて、地域の社会に貢献していく、新生ＪＡとしての新たな覚悟を謳っています。

4.は、リスク管理、コンプライアンス遵守、利用者保護等、社会的責任（CSR）の発揮に努め、経営基盤の充実のため健全な経営を続けていく姿勢を謳っています。

　ＪＡ北九は、平成21年10月1日に北九州市、中間市、遠賀町、岡垣町、芦屋町、水巻町の2市4町の3ＪＡが合併して発足しました。

　福岡県の北部に位置し、長崎街道の歴史をとどめ、北は関門海峡と周防灘、玄界灘、南には福地山系を臨み、遠賀川を代表する河川がもたらす豊かな自然に恵まれています。

　米、麦・大豆類の穀類をはじめ、国の指定である若松キャベツや濃縮トマト等の野菜や高倉びわ、いちじくなどの果樹、全国的に知られる合馬たけのこや小倉牛など、組合と地域が一体となった産地づくりを行っています。

　管内に約110万人の人口と政令都市をもち、パートナー市場との連携強化や契約取引の拡大など農消商工連携による付加価値の増大に取り組んでいます。また、金融19店舗を設置、地域に密着し地元金融機関として大きな役割を担っています。

　さらに農産物直売所を中心に野菜ソムリエの育成、農業体験や料理教室などの食育活動を含め、販売だけではないＪＡならではの「農と食の総合提案」を実践しています。

　今後、ＪＡ北九は「都市農協」として広範な事業機能を高め、組合員の多角的農業経営の構築によって所得向上に挑戦するとともに、効率的農業生産の体制整備をはかり、付加価値生産に取り組んでいきます。

（令和6年3月末現在）